アメリカ不動産の有名デベロッパー3選&米国進出する日系大手業者まとめ
今回は、アメリカ不動産におけるデベロッパー(ビルダー)についてご紹介したいと思います。
デベロッパーは開発業者でraw land(利用されてない土地)を購入して、開発許可を取得し区画整理をしてインフラ(電気、上下水道、ガスなど)を整備します。
一方、ビルダーは、このように完成した区画を購入し住宅を建てる建築業者です。このビルダーにもセミカスタムビルダーといって建売住宅(一部仕様変更可能)なビルダーとカスタムビルダー(注文住宅)とに分かれています。
アメリカの有名なデベロッパー/ビルダーとしては、以下の3社の名前をよく聞くと思います。
1. Toll Brothers(トールブラザーズ)
ロバート・I・トール、 ブルース・E・トールが1967年に設立した大手デベロッパー。米国20の州で不動産開発事業を行っています。ニューヨーク証券取引所にTOLという銘柄で上場。
2. Lennar(レナール)
1954年に設立した大手デベロッパー。米国21の州で不動産開発事業を行っています。ニューヨーク証券取引所にLENという銘柄で上場。レナールという名前は、2人の創業者、レナードミラーとアーノルドローゼンの名の由来。
3. Howard Hughes(ハワードヒューズ)
全米で商業用、居住用、複合開発などの不動産開発をしています。ニューヨーク証券取引所にHHCという銘柄で上場。ニューヨークからハワイに至る18の州で不動産資産開発事業を行っています。
ラスベガスのサマリンの開発など、ラスベガスのイメージをワイルドウェストのルーツからより洗練された国際都市へと変えることに尽力したHoward Robard Hughes Jrが設立した会社。
米国不動産業界に進出している日系企業
日本から進出しているゼネコンや不動産業者も沢山います。
- 大和ハウス: テキサスなどで住宅開発事業をしている。
- 三井不動産: NYのハドソンヤードを開発。
- 大林組: 米中堅建設会社のクレマー社(ウィスコンシン州)を買収。
- 竹中工務店: シカゴ周辺の中部4州を中心に事業展開。
- 積水ハウス: 米戸建て市場に参入しウッドサイドホームズカンパニー(ユタ州)を533億円で買収。
- Haseko America Inc.(HAI): 米国子会社。MBK Real Estate LLC(MRE)と合意。
- 長谷工: 三井物産(株)の米国子会社が設立したSPCが保有・運営する現地のシニア住宅施設9物件(約1,200戸)の持分を取得事業参画。
- 西日本鉄道: 三菱商事の現地子会社、現地の不動産開発企業と共同で賃貸用集合住宅をテキサスで開発。
- 東急リバブル: 米国不動産への投資事業へ参入。
などなど。ここでは大手を挙げましたが、これら以外にも各地には中堅の開発業者が数多く存在しています。
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