アメリカ不動産を購入する際はMold(モールド)カビに要注意!実際に発生した事例を紹介します。

2019/08/23

アメリカ不動産を購入する際はMold(モールド)カビに要注意!実際に発生した事例を紹介します。

私が2016年に購入した、カリフォルニア州ロングビーチの1軒屋で起きた事例です。

購入時は、テナント入居中でしたが半年後に退去した際に管理会社から驚きの報告がありました。なんと家中でモールド(カビ)が目立つと言うのです。

購入時には建物検査をしましたがそのような指摘は一切ありませんでした。

管理会社に聞くと、壁にペンキを塗り壁の内部にあるモールドについて、検査員が察知できないような工夫の跡が見られるとか見られないとか……。

いまさら建物検査員や売主を訴えるのも時間もコストもかかるため、モールド除去の見積もりを取りました。

見積もり額はなんと、4万ドル超です。

建物自体が築100年の木造で断熱や遮湿など構造的な問題もあるので大掛かりなリフォームとなりました。また、モールド除去後は市の検査でモールドの除去が完了したという証明書がないと賃貸に出せません……。

それだけアメリカ人はモールド(カビ)を嫌がり(怖がり)ます。

モールドを除去し綺麗にリフォームが完了したので、家賃は月額$1,800ドルから$2,495ドルへ上げて新たなテナントに入居してもらいましたが、家賃で工事費を回収するには5年近くかかります。

ただ物件の価値(評価額)が大きく$10万ドル程度上がりましたので良しと考えました。

そんなモールド、最近、乾燥したLas Vegasのコンドミニアム売買でも建物検査の結果でモールドの疑いがあり、購入をお客様に見送っていただきました。

元々、修繕を前提として割安に汚い物件に買い付けを入れたのですが、モールドがあるとなると慎重に見送る方が良いとの判断です。

このモールド、最近は、保険会社によってはモールドに対するカバーをかなり制限したり、ほぼカバーしない会社もあり注意が必要です。

購入する上では様々な確認が必要ですのでご相談いただければ幸いです。

 

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