アメリカ不動産の購入・契約・登記・引き渡しまで全体の流れを解説!

2019/03/26

アメリカ不動産の購入・契約・登記・引き渡しまで全体の流れを解説!

アメリカ不動産と日本不動産ではさまざまな点で違いがありますが(アメリカ不動産の特徴とは?比較でわかる日本不動産との違い10選!)、その中の一つの不動産の取引の流れがあります。

そこで今回は、アメリカ不動産の取引の流れについて、その全体像を解説していきます。

買主と売主から見るアメリカ不動産取引の流れ

まずはこちらの図をご参照ください。左側上部が売り主です。そして右側上部が買主になります。

売主

売主は、まず自分の代理人としてエージェントを選定して契約をします。選ばれた売主の代理人のエージェントは、実際にマーケットで幾らで売れるか?近隣の売買成約価格や成約までのスピードなど調査内容に基づき売主と打ち合わせを行います。

いくら売主が高く売りたいとしても、市場価値と乖離していたらマーケットに長期間売れ残るためエージェントとしても仕事にもならず、売主も売れ残りであることがリスティング(マーケットに情報開示)してからの経過日数がわかるため買い叩かれる要因となるために、現実的な価格で情報が開示される仕組みです。

買主

買主は、売主と同じように代理人(買い側のエージェント)を選定します。買主は、エージェントに希望条件(購入価格、購入時期、エリア、物件種別など)を伝えた上で物件情報を入手検討します。

買主が気になった物件があった場合は、内見を買主エージェントに依頼しエージェントは内見の段取りを行います。買主が内見した物件を気に行った場合は、購入条件(価格と購入タイミング、現金または融資利用など)を決めてオファーを売主側にします。

売主側は、複数のオファーを検討し一番気に入った条件をアクセプト(受領)またはカウンターオファー(条件付きの受領)を買主側に提示します。

エスクロー開設

ここで条件が纏まった場合は、取引を仲介する第三者機関である州政府認可業者であるエスクロー業者によりエスクローを開設します。エスクロー開設後に3営業日前後でアーネストマネー(手付金)をエスクロー口座に振り込む必要があります。

手付金がエスクロー口座に振り込まれると売主サイドから契約書に基づき情報開示(レントロール、賃貸借契約書、リスク情報etc etc)されます。

買い側は、別途任意の建物検査を行い、建物検査結果並びに開示情報を精査の上で追加の条件交渉を行うかあるいはキャンセル、または、購入の判断をします。

全て条件が双方合意した段階でエスクローからの最終取引確認書にサインをして残金精算を行うとエスクローは買主名義で登記を行い、売買代金がエスクローから売主に渡され取引が完了となります。

合わせて読みたい:アメリカ不動産購入後の賃貸物件管理を委託する方法・流れ

 

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